Windowsでソロマイニング
ソロマイニングに必要なもの
- PC
- インターネット環境
- ウォレット
- マイナー
上記の用意にくわえて事前準備が必要です。
準備
Releases/bitzenyよりダウンロードしたクライアントをインストールし、起動します。
インストールすべきファイルは太字のいずれかで問題ありません。(インストーラタイプではないものは赤字です)
bitzeny-2.0.1-win32-core2-setup-unsigned.exe
bitzeny-2.0.1-win32-core2.zip
bitzeny-2.0.1-win32-debug.zip
bitzeny-2.0.1-win32-setup-unsigned.exe
bitzeny-2.0.1-win32.zip
bitzeny-2.0.1-win64-core2-setup-unsigned.exe
bitzeny-2.0.1-win64-core2.zip
bitzeny-2.0.1-win64-debug.zip
bitzeny-2.0.1-win64-setup-unsigned.exe
bitzeny-2.0.1-win64.zip
一度起動させると、必要なファイルがインストール時に指定した場所に加えられます。特に指定が無い場合は少し込み入った場所に作成されます。
【特に指定が無い場合の作成場所】
インストール時に場所を指定しない場合、bitzeny.exeをはじめとしたコアファイルは隠しフォルダに格納されます。隠しフォルダを閲覧できる状態でなければ確認できないため、まずは【表示】から設定の変更を行います。
※win10ではファイルウインドウから変更できる
格納場所は Windows(C:) >> ユーザー >> "ユーザー名" >> AppData >> Roaming >> bitzeny で確認できます。一度起動させれば、ここにブロックチェーンのデータをはじめとして様々な情報が格納されており、ソロマイニングのための準備もここで行います。
設定ファイルの作成
メモ帳などのテキストエディタを使って、ソロマイニングのための設定ファイルを作成します。
基本的な設定項目は以下となります。
rpcuser=ユーザーID
rpcpassword=パスワード
rpcallowip=ホストIPアドレス(IPv4)
rpcport=9302
daemon=1
server=1
gen=0
設定例
作成したファイルは、一度前項の場所に保存し、ファイル名および拡張子をbitzeny.confに変更します。
ユーザーIDとパスワードは任意のもので構いませんが、事項で設定ファイルを作成時に必要となります。
なお、お使いのパソコンのホストIPアドレスを調べるには、Windows PowerShellやコマンドプロンプトからipconfigコマンドで調べることができます。
ここまで終えたら一度Walletを再起動してください。設定の反映が行われます。
コマンド実行後に表示された文字列のうち、【デフォルトゲートウェイ】に記述されているIPv4アドレスがホストIPアドレスです。
なお、うまくホストとして機能しない場合は、サブネットマスクを追記しても良いでしょう。
記述例
rpcuser=ユーザーID
rpcpassword=パスワード
rpcallowip=*.*.*.*(ホストIP)/*.*.*.*(サブネットマスク)
rpcport=9302
daemon=1
server=1
gen=0
※その他DOSコマンドについてはDOSコマンド一覧などで確認できます。
minerの設定
ソロおよびプールマイニングに必要なソフトウェアとして、miner(マイナー)が挙げられます。
マイニングを行うためのソフトウェアなので、基本的にこのソフトが無ければ原則として (*1) マイニングは不可能です。
- 1.minerをダウンロード
bitzenyのgithubか、有志開発者よりダウンロードし展開します。
※上記ファイルをダウンロードする場合、ウイルスアラートによりダウンロードそのものを拒否される可能性が非常に高くなっています。
これはCPUマイナーそのものが不正アクセス禁止法にたいして害悪とみなされる使用方法が憂慮されているためであり、CPUマイナーに問題があるわけではありません。
意図しない理由(自分が使おうと思っていないなど)でアラートが出た場合でなければ、セキュリティソフトの設定から「許可」および「除外」ファイルとして設定する必要があります。
- 2.解凍し展開
ダウンロードされたファイルはZIP形式で圧縮されているので、解凍しなければ使用できません。
ウインドウズには基本的にZIPファイルを扱えるようになっているので、右クリックメニューより解凍場所をえらんで展開してください。
- 3.設定ファイルを作成
展開されたファイルの中には、githubからダウンロードしたものには三つだけプログラムが入っています。
使用するのは基本的にminerd.exeになり、動作させるための設定ファイルを作成します。
ウォレットのconfファイル作成と同様に、テキストエディタを使ってあたらしく以下の内容を入力します。
minerd.exe --cpu-affinity 15 -a yescrypt -o (ホストIP):9302 -u ユーザーID -p パスワード
記述内容は、
「起動するファイル 稼働させるCPUコアの数 アルゴリズムの指定 ネットワーク設定」
となっています。 --cpu-affinityの数字は0から計上するので、2コアであれば「1」を、8コアであれば「7」で設定します。
なお、この設定方法は使用するマイナープログラムによって変わります。このマイナーの詳細については有志開発版にReadmeが用意されていますのが参照ください。
クラッシュする、うまく起動しない場合は"minerd"を"minerd-sse2"や"minerd-sse4.1"に変えて実行してみましょう。
作成したファイルはtxtやconfではなく拡張子を【BAT】で保存します。
例:
start.bat
プールマイニングなど用途に応じてファイル名を変更しても問題ありません。
- 4.起動
作成したBATファイルをminerdと同じディレクトリに配置し、ダブルクリックで起動させます。
- 最終更新:2018-07-12 13:21:42